地域未来研究所で働く人たち 04 | 株式会社地域未来研究所

生まれ育った地域への転職

元々は東京にある同業の別会社で働いていましたが、奈良県の実家で暮らす親が病気になったことで関西圏に帰る選択をしました。縁あって当社に入社しましたが、本社が大阪にあって転勤がないというのが大きな決め手でした。

関西は東京で暮らすよりも物価が安く、人も多すぎず、自然との距離も近いので、個人的にはとても暮らしやすいです。自分が生まれ育ったまちや訪れたことがあるまちのお手伝いができ、地域との関わりのなかで楽しく働けています。

業務では、将来交通体系のあり方検討や地域公共交通計画の策定、BRTやオンデマンドバスのシミュレーション・社会実験結果の検証などに従事しています。駐車場施策関連の業務に長年携わっており、国土交通省の『まちづくりと連携した駐車場施策ガイドライン』の策定や改定のお手伝いもしています。

コンサルタントの仕事には、定型の業務がほとんどありません。そのため、業務ごとに顧客の意見を聞きながら、検討方法やアウトプットを提案していきます。そうした経験が、自らのスキルアップにつながっていると実感できるのが面白いところです。

大阪市立大学の学生だった頃に、自らの論文作成における調査員募集などで地域未来研究所に協力してもらったことがありました。そのため、会社の概要や雰囲気などはある程度は知っていました。

中途採用で入社してから新たに知った魅力は、圧倒的に自由度が高いところです。大きな会社ではルールや規則に縛られがちですが、当社では個人の事情や裁量に合わせてもらえます。小さい会社だからこその自由さに、最も魅力を感じます。

小さな子どもがいるので、絵本を読むことや公園で野球をすること、ゲームをするなどしてほとんどの時間を子どもと一緒に過ごしています。また、それ以外では野球観戦やMリーグ観戦、妻と美味しいイタリアンを食べに行くのが休日の楽しみです。